【京都じゃないの!?】日本で1番世界遺産がある都道府県はあそこ!



世界中から観光客が集まってくると、京都を思い浮かべる人は多いと思います。
しかし、実は京都よりも世界遺産が多いと言われているのが『奈良県』なのです。
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資産だけなら京都が1位

奈良県の世界遺産は、全部で3つあり、日本で初めて世界遺産登録された『法隆寺地域の仏教建造物』をはじめ、『古都奈良の文化財』と『紀伊山地の霊場と参詣道』があります。
一方、京都の世界遺産は意外なことに『1つ』なのです。
実は京都の世界遺産である『古都奈良の文化財』は、実際には17の資産(社寺)をまとめて1つで登録しているため、登録数としては1つになってしまうのです。
清水寺や延暦寺など、一点づつの資産でカウントをするんだったら、京都の方が奈良よりも多いですが、世界遺産の登録数となると、奈良県の方が数が多くなります。

世界遺産は複数から成るタイプも多い

世界遺産は、一点だけで登録されることもありますが、複数の資産をまとめて、1つで登録することも多いのです。
奈良の『古都奈良の文化財』も、8つの資産から成る複数の世界遺産です。
こうした複数から成る世界遺産は、一つ一つの資産をカウントして比べるのか、それとも世界遺産としての数でカウントするのかによって、数が違ってきます。
京都が世界遺産が一番多いというのは、資産を一つ一つカウントした場合、ある意味正解でもありますが、世界遺産としての数でカウントした場合は間違いになるので、判断が難しい所です。