気軽に買ったら庭一面に!庭に植えてはいけない植物
室内で育てた観葉植物やハーブ、プランターで育てた植物の中には軽い気持ちで地植えすると、後で抜けなくなって雑草化するものがあります。
雑草化してしまうと庭の他の植物だけでなく近所の庭の植物も病害虫にやられてしまいます。
今回は庭に植えると雑草化するもの、手に負えなくなるものの対処法を紹介させて頂きます。
植えてはいけない植物とは
庭に植えてはいけない植物は以下の性質が当てはまります。
- 地下茎を伸ばすもの
- 這い性でツル状のもの
- 宿根草
- 耐陰性、耐暑性があり霜、高温多湿、病害虫にも強いもの
- 種こぼれで知らない間にどんどん増えるもの
- 茂ると虫が寄ってくるもの
- 建物の美観を損ねるもの
- 剪定、維持に他の植物に比べ莫大な費用がかかるもの
- 花や茎が悪臭を放つもの、もしくはトゲや毒があるもの
主に気をつけばければいけないのは1番目と2番目で、アイビー(ツタ)やミントはその典型にあたります。
その他は、庭に植えても人が管理しきれない程に増えてしまうという点で地植えをお勧めできない植物が当てはまります。
では意外に地植えに向かない植物には、どの様なものがあるのでしょうか。
ツルニチソウはアイビーより手ごわい?
意外と手ごわいのがツルニチソウやコバノランタナです。
下の写真は親がかなり前に知らずに地植えしてしまったツルニチソウですが、その前に地植えしていた原種のアイビーの地下茎の勢いをしのぐほどです。
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花が咲くのは春だけで、その他は切っても切ってもツル状に伸びてくる茎が美観を損ねる上、根本から切らないといけません。
宿根アサガオはプランターがお勧め
これからの季節宿根アサガオを緑のカーテンとして育てる方が増えると思います。こちらは宿根アサガオを地植えされた方の動画です。
巨大なイモムシが大量につくのは、桜でも地植えしていない限り耐えられませんよね。
では、庭植えしてはいけない植物で鉢植えにすると映える植物はどんなものがあるのでしょうか。
大きな鉢に植えて緑の美しさをめでるもの
これら庭植えにむかない植物の多くは、個別に大きな鉢に植える事で他の植物の地下茎を荒らさずに済みます。
下の写真は大きな鉢に植えたワイヤープランツですが元々はお店で売られている3号ポットの小さなものでした。
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冬には地上部が枯れますが枯れた部分の剪定をすると毎年GWごろに、この様にこの写真の様に蘇ります。
ハツユキカズラを紅葉させたくなければ日陰に
ハツユキカズラも3号ポットで購入しましたが大きな鉢に植え替える羽目になりました。写真では大きさは伝わりにくいですが、身長165cmの筆者の股下ぐらいあり、幅は50cmほどあります。
小さな1株からこれほど大きく成長するので侮れません。
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ハツユキカズラは日の当たる所に出して、紅葉させる方が多いのですが、緑の美しさを楽しむ、もしくは大きくなった姿をめでるのであれば、この様に、日が殆どあたらない玄関先に置くことをお勧めします。
グランドカバーは、飽きない+引き抜きやすいもの
グランドカバーにお勧めな植物といえばセダムです。
こちらの写真はパリダムですが、この様に植えっぱなしでも丈夫で飽きないものは、グランドカバー初心者には向いているのではないでしょうか。
庭植えに向かない植物についてまとめ
庭植えに向かない植物についての要点は以下の通りになります。
- 地下茎を伸ばすもの、ツル状になるものは向かない
- お店では比較的安い値段で初心者向けで置いてあるので要注意
- 予防法はプランターや植木鉢で個別に育てる事
- グランドカバーにはセダムなど引っこ抜きやすいものが向いている
以上の点を守って、プランターや植木鉢で育てれば、庭植えに向かない植物もこわくありません。 一度トライしてみてはいかがでしょうか。