【天気予報より当たる!?】アリの行動で雨天がわかる!



みなさんは、アリの行列を見たことがありますか?
アリの行列というと、真っ先に浮かぶのがアリが食品を運ぶ姿です!
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アリさんは何でも知っている!?

しかし、アリの行列には、実は隠された『もう一つの意味』があると言われています。
それはアリが行列を作ると『雨が降る』と言われている通り、アリが行列を作って巣から出てきた時は、雨から卵を守るため運び出していると考えられ、雨の訪れを予兆するサインだと科学の世界では言われています。
また、アリが巣の入り口を塞ぐ場合も、湿気を敏感に察知して、大雨で巣が埋まらないようにしていると考えられているのです。
アリは体に生えている細かい毛で、微妙な湿度の変化を感じ取っているそうです。

人間よりも湿気に敏感なアリ

人間は雨が降り出す予兆を、敏感に察知することができませんが、アリの場合は、鋭い感覚で、天気の流れを察知しているからこそ、事前の準備が早く出来るのです。
人間では感じられない天気の変化は、アリの行動を観察することによって、人間も予兆に気づくことができるかもしれません。
普段はあんまり気にしていなかったアリの行動も、科学的に見れば、理屈にあった行動なのです。
天気については人間よりも、やはり鳥や昆虫などの生き物の方が、素早く察知することが多いのは、体に備わっている危機管理能力の違いです。
人間よりも五感が発達している動物や生き物たちは、それぞれの特色を生かして、自然を上手く生き抜く術を持っていることが、非常に面白く感じる部分です。