俳優の行方不明者リストは存在する?aRmaって何?
日本では民放各局に出演した俳優の出演者リストがあります。
俳優が引退した後も、出演作が再放送されると役者に印税が入るからです。
ところが『ドラマの中の出演俳優がチョイ役の脇役でも行方不明』の場合、再放送できないのを御存じでしょうか。
俳優本人が消息不明だと印税の支払いようがないからです。
aRmaとは
aRmaは、’09年6月。テレビドラマや音楽番組、バラエティの再放送、2次使用に関する許可団体として設立されました。DVDやブルーレイだけでなく、配信サービスにも進出しています。
主な役目は、ドラマや音楽番組、映画、バラエティなどの映像媒体に出演している役者の連絡先を探し、印税を支払うことです。
行方不明者リストとは
しかし役者さんの中には、劇団出身の傍役の方もおられたり、時代によっては『副業のつもり』で出演された方も居ます。脇役でお辞めになられた方の多くは、俳優業5~10年以内にお辞めになっておられる事から、昔所属されていた事務局に辞めた後の詳細を知らせていない方も多くおられるのです。
aRmaは、元役者さんの連絡先が判らない方をピックアップし、HP上に五十音順で、行方不明者として過去の出演作、活動時期を掲載しています。令和シングル現在で、行方不明となっている役者さんは、3500人と言われます。
aRmaの行方不明者リストは抜け穴も
aRmaの行方不明者リストは、視聴者による情報提供を頼りにしているので、法人そのものが調査をしているのではない様です。3500人の中で有名ドラマに出ていた人が、違う職業にということもあります。
いかがでしたでしょうか、aRmaの俳優、女優の行方不明者リストはあくまで『現在なんらかの事情で、第一線で活躍されていない、もしくは引退された方のリスト』と捉えたほうが良いのだと思います。