風呂キャンセル界隈って何?Z世代に流行る〇〇界隈の意味
お風呂に入るのも面倒で、何日もお風呂に入らないZ世代を『風呂キャンセル界隈』と言います。
Z世代にとって〇〇界隈は、『自分が特別ではなく、同じことをしている人は多数いる』という意味合いで使います。
昔と今で違う?風呂キャンセル事情
お風呂に入らないのも、今は珍しいですが、各世帯にお風呂がない高度経済成長期の木造アパートでは、お風呂に入るため銭湯に行く人も多く全員風呂キャンセルで当たり前だった時代もあったのです。
Z世代の風呂キャンセル界隈は『忙しい』『お風呂を沸かす、入るぐらいなら、寝た方がいい』という人もいます。ただし風呂キャンセル界隈には『ドライシャンプーやウェットシートを使っても匂う』という消臭の限界があります。
風呂キャンセル界隈のデメリットは自分の嗅覚が麻痺し、周りに迷惑をかけているのが判らないことです。夏場の汗っかきの男性の何倍も匂います。自分は面倒でも周りに迷惑をかけるのは、いかがなものでしょうか。
この他にも、Z世代で使われる、〇〇界隈があります。
他にもある?〇〇界隈
界隈という言葉が持つ本来の意味を飛び越え、Z世代から流行った『界隈』は、違う意味合いで使われています。例えば以下の通りです。
- 自然界隈(山や川、森など自然を親しむ人たち)
- 伊能忠敬界隈(日本地図を作製した伊能忠敬の様に、長距離を歩く人たち)
- 片目界隈(インスタなどSNSに載せる写真に片目、片顔だけアップする人たち)
自分以外にも、同じ趣味趣向の人間が集団でいるという理由も込めて『界隈』と名付けているのが判りますが、世代が外れると理解を求めるのが難しいようです。
職場や公共の場ですと、スメハラ扱いされてしまうので、いくら流行りでも、気を付けた方がいいというのが一般の見解です。