葬儀の費用は大きく2つ



またお葬式なんて訃報広告や回覧版でそのお知らせが届くと、正直そんな感想を抱くことが日常的になってきました。高齢者がよほど多いんでしょうね。

さて、100%言えることは人も必ず死ぬということです。

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縁起でもないと言っている場合ではないのです。病気になる事故にあうというリスクは誰にでもいつでも起こるべきことであり、最後の死をむかえることも避けられないというわけです。

親が高齢になるとこうしたことを心配する機会も増えてきます。

実際にいざお葬式ということになった時に真っ先に心配するのは、もちろん故人の想い、悲しみはありますが、お金のことお葬式の費用のことも心配で不安になります。

もっとも、何が必要でいくら掛かるのか分かりにくいので余計にそう思ってしまいます。非日常的なことですからやむを得ません。

そこで冷静にお葬式はいくら掛かるのかと整理してみる必要があるようです。整理するということは分けてみるということです。

お葬式の費用を分けて気づくことは、大きく3つのカテゴリーに分けられるということが分かります。

ひとつはお葬式の儀式に必要なモノとサービスの費用です。これは、亡くなってから実際に一連のお葬式の儀式を終えるまでの準備、手配、サポートに仏具や備品といった具体的なモノの費用です。

一連のというのは、枕経の支度から打ち合わせ、手配、そして通夜、納棺出棺、葬儀、告別式、初七日法要、精進落としといったお葬式全体の流れということになります。

二つ目は香典返しや飲食関係費、供花や車の手配、消耗品に訃報広告などそのご家族によって、亡くなられた状況によってさまざま必要な費用です。

そして三つめは僧侶へのお布施やお礼です。もっと広く見れば週末費用やお墓、その後の法要などもお葬式関する費用とみれば考えざるを得ない費用となります。

ひとつ目のお葬式の儀式に関する費用はどちらかというと、どのご家庭でもある程度必要不可欠な費用で固定的な費用といえます。ふたつ目はご家庭ごとに用意するモノと量が違ってきますから変動費と言えるようです。

僧侶へのお礼やその後の法要などの費用はそれぞれのご家庭によってだいぶ変わってきますのでそれを別とし、お葬式の儀式に関する点で考えますと固定費と変動費に整理ができます。

固定費は互助会などのシステムを利用したり、変動費はお香典収入などである程度賄うなど事前の準備ができそうです。

お墓やお寺のことなどまだまだ悩ましい問題が生じますが、それらについても整理して元気なうちに考えておくということは安心につながるようです。