2歳でタバコ1日40本!スマトラ島の少年の奇跡は今どうなってる?



一昔前、インドネシア・スマトラ島で、2歳の男の子がゴーカートに乗りながらタバコを吸う写真が世界中に衝撃を与えました。

男の子の名前はアルディ・リザル君、1日に40本のタバコを吸うヘビースモーカーベイビーの動画は物議をかもした中、’23年現在9歳になったリザル君は、タバコ断ちをしたと言います。

アルディ君はどうやってタバコ断ちした?

インドネシアは3割以上の子供が喫煙しているタバコ無法地帯。そんな中アルディ君はインドネシア政府の援助をうけてタバコ断ちのリハビリを行いました。

タバコをやめた途端、1日にコンデンスミルクを3缶、ジャンクフードタップリは当たり前。
家に居ると、頭を壁にぶつけて食べ物を要求し泣き叫んでいたと言います。

5歳の時点で平均よりも6キロ重い24キロにまで太った息子をみた母ダイアナさん(’23年現在32歳)は、
息子アルディ君を栄養学の専門家の所に連れて行くことにしました。

食生活を変えることで変わった

アルディ君は、フルーツと野菜中心のビーガン食に切り替え、両親の助けもあり、腸内環境を変えた結果、小学校4年生現在、ふくよかながら、平均体重におちついている。

©smh.com.au/

タバコは手にすることもなくなり、友達と遊び、学校での成績も優秀ということだそうだ。

インドネシア政府は貧困層に子供のタバコが広がっていることについて、警戒を広げているという。