【聞いたことある?】当選するため選挙に欠かせない「3つのバン」



選挙になると、候補者はみんな必死で演説をしていますが、実は選挙で勝ち抜くためには『3つのバン』が必要と言われています。
『3つのバン』とは、「地盤・看板・カバン」のことです。
077542d61bc24ea4927ac165d221d363_s
世襲議員が強いワケ

党の推薦や後援会などの組織力が『地盤』、候補者の知名度が『看板』、資金力が『カバン』を指します。
当選するためには、この『3つのバン』が重要と言われており、世襲議員が当選しやすいのも、この『3つのバン』を持っているからだと言われています。
確かに、見知らぬ候補所よりも、『元総理の息子』や『○○大臣の子供』の方が、お金も知名度もありますし、地元の後援会の組織票が入り、選挙で有利になることが容易に想像できます。
結局、選挙では、計算できる票を持っていて、それでいてお金もかけられる人が強くなってしまいます。


『資金がないなりの戦い方』が強いられる新人!

そのため、新人で『3つのバン』を持たない候補は、『資金力のない選挙の戦い方』を考えて行かないといけません。
そのため、選挙カーを借りれない候補所なんかは、自転車を使って遊説したりする人もいます。
ちゃんと資金は節約しながらも、目立ったパフォーマンを行うことで、メディアに取り上げられ、知名度もUPすることもありますので、資金がなくても、工夫をすることで、『3つのバン』をもっていないハンディをカバーしていくことも可能です。
しかし、現実的には、やはり『3つのバン』を持っている人が、圧倒的に有利な状況は変わりません。
選挙で「なんであの世襲議員が当選するんだ?」と不思議に思っても、そこにはやはり『3つのバン』の影響が大きく関係しているのです。