【マズっ!】失敗しないでお米を炊く『水の量』



お米は炊飯器で簡単に炊けるものですが、季節などに応じて、水の量を調整しないと、失敗してしまうこともあります。
今回は失敗しないお米の炊き方について紹介します。
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コシヒカリは新米の時期に注意!

まず、現在日本人が大好きなコシヒカリですが、コシヒカリは水分が多く、粘りが強い品種なので、新米の時期には、お米の水を規定量か、少し目盛りよりも少ない状況で炊かないと、米自体の水分量が多いため、お粥のように、べちゃべちゃしたご飯になってしまいます。
新米の時期は、全体的に、水分量には気を遣い、出来るだけ少なめにした方が無難です。
一方、新米が出回る前の秋頃のお米は、去年の新米の刈り入れからかなり時間が経過したお米が流通しているため、普通に炊いてしまうと、ぱさぱさしてしまう傾向があります。
そのため、夏場のお米はちょっと目盛りよりも多めの水を入れて炊くのがポイントです。
少しお水を多く入れて炊くと、それだけお米もしっとりするので、美味しく食べることが出来ます。

ササニシキはお水が多めの方が美味しい

また、現在は流通している量がかなり少なくなりましたが、ササニシキはコシヒカリに比べて、粘りが少なく、あっさりした後味のお米のため、いつもご飯を炊く時には、少し目盛りよりも多めにしてふっくら炊いた方が、美味しくなります。
水分が足りないと、ササニシキは単なるぱさぱさしたお米になりやすくなってしまうので、普段コシヒカリを食べ慣れている人からすれば、「かたい」と感じる可能性があります。
お米を美味しく食べるためには、それぞれのお米の特徴を知っておくと、役立ちます。