【感動!】驚くほど肉が柔らかい『低温調理』!
プロの使う料理方法の一つに、『低温調理』といわれている調理方法があります。
低温調理とは、タンパク質が60℃前後で凝固し、68度から分水作用が始まるという性質を利用した調理法で、お肉をしっとり食べる方法としてプロのシェフたちが利用しています。
鶏ハムも低温調理で美味しくなる!
例えば、低温調理で有名な方法としては、最近人気な『鶏ハム』などがあります。
安い胸肉を利用した鶏ハムは、庶民的な低温調理の代表格で、温度をあまりあげてしまうと、身がぱさぱさになってしまい、美味しくなくなってしまいます。
低温調理することによって、鶏ハムもしっとりと、美味しく仕上がります。
タンパク質が固まってしまうほどの高温で煮込むと、やはり旨みが全部外に出てしまい、赤身のお肉はガチガチになってしまいます。
肉が厚いと生煮えの可能性も
もしも、高温調理で旨みが全て外に出てしまった場合、そのまますぐにはあげないで、時間をおいておくと、しっとり感が戻ります。
やはり低温調理でじっくりとお肉に火を通した方が、柔らかくなります。
ただし、低温調理の場合は、お肉の厚さがある場合、なかなか奥まで火が通らないので、生煮えの可能性もあります。
そのため、低温調理では、じっくり火を通した後に、保湿効果が高いお鍋で保温しておくことが大事です。
また、生煮えが怖い場合は、出来るだけお肉を厚すぎないように切ることも大事になってきます。
特に豚肉や鶏肉の場合は、生煮えだと食中毒の可能性が出てきますので、よく注意をするようにしましょう。