【圧力鍋で失敗!】角煮の肉が柔らかくならない問題点!



圧力鍋は何でも食材を柔らかくしてくれる便利なものですが、意外に『角煮』で失敗する人が多いです!
圧力鍋を使った角煮はなぜ失敗することが多いのか。
それは、圧力鍋の温度の問題があります。
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圧力が高すぎるとダメ!

実は、お肉というのは、低温でじっくり時間をかけて調理した方がお肉がしっとりと美味しくなるという特徴があります。
そのため、圧力鍋のように、高温で短時間で調理しようとすると、タンパク質が固まってしまって、お肉がカチコチに硬くなってしまうのです。
そのため、圧力鍋で角煮を作ると、上の脂身の部分だけは、トロント柔らかくなるけど、下の赤みの部分が、どうにもこうにも硬く仕上がってしまうケースがあります。
やはり赤みの部分がこれだけ硬くなってしまうのは、圧力鍋の高温が原因であり、本当に柔らかく仕上げたい場合は、低温調理するのがポイントになってきます。

最後は蒸すと柔らかい!

また、蒸し器を使って、蒸すことによって、余計に肉がやわらかく仕上がります。
どうしても蒸し器がない場合は、圧力鍋を使って角煮を調理するよりも、ルクルーゼなどの保温性が良い子鍋で、しっかりと低温で煮込む方が、美味しく仕上がります。
圧力鍋でどうしても角煮を柔らかくしたい場合は、時間を短くしたりして、あまり高温状態に晒さないことが大事になってきます。
やっぱり高温状態でずっと火にかけていると、それだけ角煮は固くなりやすくなってしまいます。
また、全体的に、脂身と赤みが、バランス良く交互になっているお肉の方が、角煮には向きます。