【日本と真逆!】人口増加率の高い国はココ!
出生率の低下で、人口が減少している日本とは正反対で、『人口が増加している国』というものがあります。
人口が減るということは、それだけ国力が落ちてしまうことにもつながりかねないため、日本も将来は、外国からの移住を受け入れ、働き手を確保しないといけない状況が来るかもしれません。
そんな日本と正反対の状況の国をご紹介します。
中東やアフリカは増加傾向
1 オマーン 7.9
2 カタール 5.9
3 南スーダン4.0
4 ニジェール3.9
5 クウェート3.6
6 ヨルダン 3.5
7 ウガンダ 3.3
8 エリトリア
ガンビア
ザンビア
ブルンジ 3.2
178 日本 – 0.1
【出典:国連人口基金東京事務所「世界人口白書2013(日本語版)」】
まず、1位と2位は、オイルマネーのおかげで非常に国が豊かになったオマーンとカタールです。
人口増加率が5%を超え、非常に高い水準を保っています。
そして中東以外で人口の増加が目立つのはアフリカ勢です。
南スーダンやニジェールなど、アフリカ大陸の国々が数多くランクインしています。
そして、人口増加率の高い国のランキングの特徴としては、『先進国』が入っていないことです。
日本だけではなく、アメリカもイギリスもドイツも、みんな入っていません。
人口増加率の高い国というのは、現在の時点で人口が多い国とは、また違っているのです。
宗教的な問題や思想も反映
また、人口増加率の高い国においては、『宗教上の理由』から、中絶をできない場合などもあります。
アフリカ諸国では、いまだに内政が安定せず、教育が行き渡らないため、避妊の概念がないことが問題と指摘をされています。
やはり人口増加率の高い国は、避妊教育が浸透していないことが、人口増加につながっている側面があります。
特にイスラム教徒が多い国では、宗教上、性行為は子孫を残す行為と解釈し、避妊を嫌がる人も存在しているようです。