【アバウト過ぎる!】亀の性別は温度で決まる!



実は亀の性別は【生まれたときの温度】によって決まると知っていましたか?
人間の子供は生まれた時に、既に性別が決まっていますが、亀の場合は、卵が産み落とされた時点では、まだ性別が決まっていないのです!
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なぜ生まれた時点で性別が決まっていないのか?

人間は生まれた後に、女性が男性へ、男性が女性へ変わることは、性転換手術でも受けない限り、変更はできません。
しかし、亀の場合は、卵で産み落とされた直後であれば、オスにもメスにも、どっちにでもなれる可能性が秘められているのです!

というのも、亀は卵で生まれた直後の段階では、『性染色体』を持っていないからだと言われています。

多くの場合、28度くらいをボーダーとして、低い温度だと『オス』になり、高い温度だと『メス』になると言われています。
ちなみに、性別判定のボーダーラインとされる28度から29度の場合は、オスとメスの両方が生まれる可能性があるそうです。

種類によって性別判定のボーダーも異なる!

カメの種類によって、温度差による性別の判定は変わるようですが、ほとんどのカメが卵を産み落とされた環境によって、性別が決定しているそうです。

また、一部の亀の中には、卵が産まれた時点で性染色体を持っているケースもあるそうです。
亀の性別の判定は、生まれた時点では決まっていないので、その後の環境によって、オスにもメスにもなれるというのは、非常に不思議な点ですね。

人間とは全く違った体の仕組みです。
亀の飼育や繁殖に挑戦してみようと思っている人は、是非参考にしてみてください。