【あの映画のワンシーンは?】塔の上のラプンツェルのモデルとなったタイの『コムローイ』



ディズニーの人気映画『塔の上のラプンツェル』。
『塔の上のラプンツェル』といえば、何といっても話題になったのが、ラプンツェルのお誕生日だけにあらわれる無数のランタンが舞飛ぶシーン!
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タイの仏教行事

原作はグリム童話の『ラプンツェル』ですが、ランタンが舞飛ぶシーンは、原作には存在しないため、ディズニー独自の演出となります。
そして、無数のランタンが舞飛ぶ幻想的なシーンは、実はタイの『コムローイ』というお祭りをモデルにしたと言われています。

タイで毎年11月に開催されているブッダへの感謝の意味を込めた仏教のお祭りです。
ランタンは観光客でも打ち上げることが可能で、毎年多くの観光客が世界中から殺到しています。コムローイの時は、周辺が激混み状態になってしまうため注意が必要です。


初心者はツアー参加が無難!

コムローイへの参加は、日本からのコムローイ体験ツアーや、現地ツアーに参加する方法が一番簡単です。

特に言葉に不安がある人や、海外旅行に慣れていない人は、日本からのツアーに参加した方が間違いがありません。
自力で参加する方法もありますが、やはり当日は激混状態になりますので、初めて行く人は右往左往してしまいます。

また、グリム童話の原作では『ラプンツェル』の舞台のモデルとなったのは、ドイツのメルヘン街道沿いにあるトレンデルブルク城と言われていますが、映画の『塔の上のラプンツェル』は、フランスのモンサンミシェルがモデルだと以前にディズニーの美術デザイナーが証言しています。

原作も映画もどっちも面白いですが、細かい設定はそれぞれで違っています。