【整理整頓】確定申告で困らない請求書や領収書の上手な保存



2014年(平成26年)1月から、全ての確定申告者に、『記帳』『帳簿等の保管』が義務付けられるようになりました。
収入金額や必要経費を記載した法定帳簿については7年、請求書や納品書などの書類は5年間の保管が必要になります。
これまでは、白色申告者の場合は、帳簿付けが免除されていましたが、これからは白色でも青色でも同じように、帳簿記入と保管の義務が出来たため、これから自営業を始める人は、控除額が多い青色申告書を利用した方がおススメです。
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請求書の整理に便利クリヤーブックファイル!

そして、自営業の人にとって、厄介なのが『請求書』などの書類の保存です。
請求書や領収者は、確定申告の提出の時には、添付不要になりますが、万が一、税務署からのお尋ねがあったときに、すぐに出せるようにしておかないといけません!
確定申告の時には利用しないので、適当に箱などに入れて保管している人もいるかもしれませんが、何年も自営を続けていると、そのうち収納をするのが面倒になってきます。
では、確定申告で利用した請求書や領収書は、どのように保管をしたらよいのでしょうか?
簡単でおススメなのは、クリヤーブックファイルを使用した方法です。


ノートに貼る方法は冊数が増えて大変!

クリヤーブックファイルのクリアファイル部分に、1月2月とそれぞれインデックスをつけておき、ファイルの背表紙には西暦を書いておくと、何年何月の請求か、一目でわかるようになります。
クリヤーブックファイルは1年1冊として、5冊程度用意します。
そして、5年の保管期限が切れた古い書類は破棄して、新しい年度の請求書を収納するようにします。
5冊程度のクリヤーブックファイルの収納だったら、場所もそれほど取らないので、狭い家でも安心です。
また、ノートに請求書を貼っていく方法もありますが、ノートに請求書を貼る場合、かなり請求書の量が多い場合、ノートを何冊も使って分厚くなり、1年分だけでもかなりの収納場所を取ってしまうため、あまりお勧めできません。