【日本サッカー】なんでカラスがシンボルマーク?



サッカーには、各クラブにそれぞれのエンブレムやシンボルマークが存在します。
サッカー日本代表の試合では、特に『青と黄色』のエンブレムが有名です。
そしてもう一つ、日本サッカー協会(JFL)のシンボルマークとして、足でボールつかむ三本足の『八咫烏(やたがらす)』が特徴です。
61edbd6b64f1f4b1910b0a0aa122a58e_s
ヤタガラスが選ばれた理由は不明!?

八咫烏は、中国の古典では日の神である『太陽』のシンボルとして扱われ、日本でも八咫烏は天皇の道案内をしたという伝説もあることから、縁起良い生き物です。

しかし、なぜ八咫烏が日本サッカー協会のシンボルに選ばれたのかについては、実は詳しくはわかっていないと言われています。
一説によると、サッカーの生みの親と言われている中村覚之助さんの出身地が、ヤタガラスを祀っている熊野三宮がある熊野地方だったからとも言われています。

ただし、日本サッカー協会が採用している『エンブレムの色』については、『黄色は公正』『青色は青春』と公表されています。

ブラジルは十字のシンボルマーク

各国ではそれぞれの国に馴染みの深い動物や色を採用したエンブレムが多いので、色々と見比べてみると面白いです。

例えば、サッカーの強豪として有名なブラジルサッカー協会のエンブレムにある 中心の十字マークは、ブラジルを最初に発見したカブラルが所属していたキリスト騎士団を表すマークだと言われています。

エンブレムの意味を調べてみることは、その国の歴史を知ることにもつながります。